ケビン・デュラントが“神童”ルカ・ドンチッチを称賛「間違いなくスターになる」「クソ厄介な選手」

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは2年目の今季、レギュラーシーズンでリーグトップのトリプルダブル17回を達成するなど、平均28.8得点、9.4リバウンド、8.8アシストと圧巻の成績を残した。プレイオフでも多くの記録を塗り替えた21歳の“神童”のポテンシャルに、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)も太鼓判を押している。 ドンチッチは自身初となるポストシーズンで、いきなり第1戦からプレイオフデビュー戦新記録となる42得点をマーク。その後もウェスタン・カンファレンス2位のロサンゼルス・クリッパーズ相手に食らいつき、シリーズ平均31.0得点、9.8リバウンド、8.7アシストを叩き出した。

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『StatMuse』によれば、プレイオフ初出場でシリーズ平均30得点、8リバウンド、8アシスト以上は史上初。平均31.0得点はカリーム・アブドゥル・ジャバー、リック・バリー、ウィルト・チェンバレン、ボブ・マカドゥー、アンソニー・デイビス(現ロサンゼルス・レイカーズ)に次いで歴代6位のハイスコアで、レブロン・ジェームズ(30.8得点/現レイカーズ)やマイケル・ジョーダン(29.3得点)、コビー・ブライアント(8.2得点)をも上回った。 ポッドキャスト『The Boardroom』に出演したデュラントは、21歳にしてリーグを牽引するヤングスターのドンチッチを「間違いなくスターになる」と称賛している。 「彼は自分という人間を、どんなプレイをしたいのかを、待ち受けている将来をよく理解している。多くのことで突出しているんだ。あの年齢(21歳)で非常にスマートで、あれだけ洗練されているのは珍しい」 デュラントのマネージャーを務めるリッチ・クレイマン氏から、「結論は、ルカ・ドンチッチは自分にとって…?」と問いかけられると、「クソ厄介な選手」と回答。“Fワード”が含まれていたために「厄介な選手ね」と“微修正”されたが、「(笑)。ああ、彼は厄介だ」と若き才能に太鼓判を押した。 2人は2018-19シーズンに4回対戦(2勝2敗)しているが、今季はデュラントが右足アキレス腱断裂で全休したためお預けとなっただけに、2020-21シーズンの直接対決にも注目が集まる。

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