セルティックスは3連勝中の勢いそのままに、主力の2人がチームを牽引。自身初の1回戦突破を狙うケンバ・ウォーカーが試合最多の32点、ジェイソン・テイタムも28点、15リバウンドをマークし、スウィープでカンファレンス準決勝進出を決めた。76ersはジョエル・エンビードが30点を挙げるも勝利には届かず。
延長にもつれる接戦で勝負を決めたのは、マーベリックスのルカ・ドンチッチだった。1点ビハインドで迎えた延長残り3.7秒、スローインからボールを受け取ると、ステップバックで3ポイントをヒット。劇的なブザービーターでシリーズをタイに持ち込む2勝目をもたらした。試合合計では43点、17リバウンド、13アシストとトリプルダブルを達成。
ラプターズは全クォーターで34点以上を挙げる猛攻で、1回戦突破を決めた。ノーマン・パウエル(29点)、サージ・イバカ(27点)、テレンス・デイビス(14点)、マット・トーマス(12点)と控え陣の活躍が光った。ネッツは前半こそ68-77と一桁点差で折り返したものの、第3クォーターで19-39と大差を付けられたのが響いた。
ジャズのドノバン・ミッチェルとナゲッツのジャマール・マレーによる、壮絶な点の取り合いが繰り広げられる。最終的にはミッチェルがマレーの50点を1点上回る51点を叩き出し、チームもジャズが勝利。なお、ミッチェルは第1戦でも57点を挙げており、ウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、アレン・アイバーソンに次いで、同一ポストシーズンで2度50点以上を記録した史上4人目の選手となった。