大型新人ザイオン・ウィリアムソン、来季のペリカンズ躍進を予言「僕たちの未来は明るい」

ニューオーリンズ・ペリカンズの新人ザイオン・ウィリアムソンは、シーディングゲーム最終戦となった8月13日(日本時間14日)のオーランド・マジック戦を欠場し、ルーキーイヤー全日程を終了。2年目に向けて早くも飛躍を誓っている。 ザイオンはフロリダ州オーランド入り後、7月16日(同17日)に家族の健康問題を理由にバブル(隔離地域)を一時離脱。調整が遅れたこともあり、シーディングゲーム最初の2試合は平均14.5分間のプレイに制限され、バック・トゥ・バック(2日連続の試合)となった8月7日(同8日)のワシントン・ウィザーズ戦も欠場した。すでにプレイオフ進出の可能性が潰えているため、ラスト2試合には出場せず、1年目のシーズンを終えている。

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右膝の半月板損傷で開幕に出遅れ、デビューが今年1月にずれ込んだなか、最終的に24試合に出場して平均22.5得点、6.3リバウンド、2.1アシスト、シュート成功率58.3%、3ポイントシュート成功率42.9%をマーク。『ESPN Stats & Information』によると、ルーキーで平均20得点、シュート成功率55%以上を記録したのは、1992-93シーズンのシャキール・オニール以来、史上2人目の快挙だったという。 ザイオンは8月13日(同14日)にオンライン取材に対応。「リズムを掴もうとすると、いくつかの難しい局面に直面した。怪我からの復帰も、出場時間の制限とかね。でもコーチやトレーニングスタッフが上手くコントロールしてくれた。NBAの試合で1分プレイできただけでも感謝している」と語ったコメントを、『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者が報じている。 今季ペリカンズはプレイオフ進出こそ叶わなかったが、ブランドン・イングラム、ロンゾ・ボール、JJ・レディック、ドリュー・ホリデーらも奮闘し、強豪ひしめくウェスタン・カンファレンスでも戦えるポテンシャルを示した。ザイオンはチームのポテンシャルの高さを認めた上で、ステップアップを目指す重要性を説いた。 「ヘッドコーチやデベロップメント(育成)コーチとも話して、彼らの視点から僕が改善すべきことを見つけるつもりだ。みんな自分の意見を尊重する権利を持っているけど、僕は自分やチームに近しい人たちからの意見を受け入れて前に進む。ケミストリーはもっと良くなると思う。僕たちの未来は明るいし、そのためには努力を続けないといけない」 ザイオンが来季プレシーズンから健康体を保ち、1年間を通して戦えたら、ペリカンズは本当の意味で“台風の目”として警戒される存在となりそうだ。

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