ヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックは、8月17日(日本時間18日)からスタートするプレイオフ1回戦で初戦を含む数試合を欠場する可能性があるという。『Houston Chronicle』のジョナサン・フェイゲン記者が伝えた。 ウェストブルックは8月11日(同12)のサンアントニオ・スパーズ戦後にMRI検査を受け、翌12日(同13日)に「右足大腿四頭筋の肉離れ」の結果が発表された。すでにプレイオフ進出が確定していることもあり、14日(同15日)に行われるフィラデルフィア・76ersとのシーディングゲーム最終戦の欠場が決まっている。
マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は、来週に予定されている再検査の結果次第だとウェストブルックの復帰時期に関して明言を回避。しかし、フェイゲン記者によると、オクラホマシティ・サンダーとの対戦が決まったプレイオフ1回戦において、序盤2~3試合、あるいはそれ以上欠場することになると関係者は見ているという。 昨オフに11年間を過ごしたサンダーを離れ、ロケッツに加入したウェストブルックは、ジェームズ・ハーデンと強力デュオを形成して今季も平均27.2得点、7.9リバウンド、7.0アシストをマーク。新型コロナウイルス感染でフロリダ州オーランド入りが遅れたが、完治後に合流してシーディングゲーム4試合に出場していた。 トレードの交換相手であるクリス・ポールとの“因縁のマッチアップ”が注目されているだけでなく、1994-95シーズン以来の優勝を果たす上ではサンダー撃破が最初のミッションとなるだけに、ウェストブルックの回復具合が気にかかるところだ。