ロケッツのラッセル・ウェストブルックが右足大腿四頭筋の肉離れ HCはシーディングゲーム最終戦の欠場示唆

ヒューストン・ロケッツは8月12日(日本時間13日)、右脚を負傷していたラッセル・ウェストブルックのMRI検査の結果が「大腿四頭筋の肉離れ」だったと発表した。 ウェストブルックは同日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦を欠場。『ESPN』のティム・マクマホン記者によれば、シーディングゲーム最終戦となる8月14日(同15日)のフィラデルフィア・76ers戦も出場せず、プレイオフが始まる前に再検査を受ける予定だという。

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マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は、ウェストブルックの復帰時期に関して「来週に予定されている再検査の結果が良好であることを願っているが、今のところはなんとも言えない」とだけコメント。8月11日(同12日)のサンアントニオ・スパーズ戦で28分間のプレイだったことについても「その試合で怪我が悪化したとは思わない。試合中も試合後も、彼は問題なさそうだった。だが、彼は翌朝に痛みを感じたため、検査と治療を受けることにした。今のところ怪我の詳しい状態は分からないが、シーディングゲームの残り試合を欠場するのは間違いない。それ以降については、再検査の結果次第だ」と語った。 昨オフにオクラホマシティ・サンダーからロケッツにトレードで加入したウェストブルックは、今季57試合に出場して平均27.2得点、7.9リバウンド、7.0アシストを記録。シーズン中盤から、苦手とする3ポイントシュート(成功率25.8%)の試投数を減らして得意のドライブインを中心にオフェンスを組み立てるスタイルに変更し、シューター揃いのチームにフィットし始めていた。 エースのジェームズ・ハーデンは、「優勝を目指す俺たちにとって、彼が非常に重要な存在であることは誰もが理解している。だから、彼が1日も早く健康な状態でコートに戻ることを期待している」と、相棒の早期復帰を望んでいる。 ウェストブルックを欠いてペイサーズに104-108で敗れたロケッツは、ウェスタン・カンファレンスの4位シードないしは5位シードになることが確定している。

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