NBA、バブルでの「新型コロナウイルス感染者ゼロ」を維持

NBAとNBA選手会が、7月20日(日本時間21日)以降にバブル(隔離地域)内で検査した344人のNBA選手からは新型コロナウイルスの陽性者が出なかったことを発表した。再開後のシーズンに参加する22チームがフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドに移動して以降、バブル入りしたNBA選手は1人も新型コロナウイルスに感染していない。

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ここまでのNBAの感染防止対策について、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は「今のところNBAのバブルは機能しているようだ。このままなら、シーズンは無事再開されるだろう。選手たちは家族や友人と離れて生活することを好まないかもしれないが、1箇所開催にしなかったMLB(大リーグ)で感染が確認されている事実を踏まえると、バブルの有効性は明らかだ」とコメントしている。 しかし、ヘリン記者は、「再開後のシーズンはあと約2か月半続くこと」、「疑問や不安が払拭されたわけではない」といった懸念が残っていることも指摘している。 バブルといっても実際は外の世界から完全に隔離されているわけではない。これまでにも、デリバリー・サービスを受け取るためにバブルを出た選手がいたことが報告されている。さらに、厳格なルールがあり、行動範囲も限られているバブルで、選手たちがどれだけストレスを溜めずにプレイを続けられるか、という点も今後は重要になってくるはずだ。

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