クリッパーズのパトリック・ベバリーが緊急の個人的案件でオーランドのバブルから離脱

ロサンゼルス・クリッパーズのパトリック・ベバリーが7月21日夜(日本時間22日)、緊急の個人的案件によりフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設置された“バブル”(隔離地域)を一時離脱したという。『ESPN』のマリカ・アンドリューズ記者がツイッターで報じた。 NBAと選手会は新型コロナウイルスの感染に関してチームから公表しない方針で、合流が遅れている選手名や人数、理由についてもHC(ヘッドコーチ)をはじめとしたチーム関係者は回答義務がない。

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7月8日(同9日)に現地入りしたクリッパーズのドック・リバースHCもノーコメントを貫いてきたが、ジャマイカル・グリーンは祖母が亡くなった影響で遅れて練習参加。一方で、今季チーム4位の平均18.6得点を挙げているモントレズ・ハレルが家族の事情で離脱、先発センターのイビツァ・ズバッツとランドリー・シャメットも不在と報じられてきた。 そのなかで、アンドリューズ記者は「クリッパーズのパトリック・ベバリーは火曜日の夜、緊急の個人的案件でオーランドを離れた。後日チームに再合流の予定」とツイートした。『Yahoo! Sports』のライアン・ヤング記者によれば緊急の案件が何かは不明で、リバースHCも「正直、私も知らない。チェックもしていない。ジャマイカル(グリーン)が合流した時も、私は驚いたくらいだ。彼らは隔離されていたから、(現地入りしているのを)知らなかった」と語ったという。 昨年7月に3年総額4000万ドル(約43億円)で再契約したベバリーは今季、48試合に先発出場して平均7.9得点、5.4リバウンド、3.7アシスト、1.1スティールを記録。2017年にオールディフェンシブ1stチーム、2014年に同2ndチームに選出されるなど、しぶとい守備には定評がある。 許可を得てバブルを出た場合、離脱の間に毎日検査してすべて陰性、さらに4日間の隔離で毎日検査して陰性だった場合にバブルへの再合流が可能となる。クリッパーズは7月30日(同31日)にロサンゼルス・レイカーズとのシーディングゲーム初戦が予定されているが、ベバリーがそれまでに復帰するためにはかなり時間が限られている状況だ。

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