チームへの合流が遅れていたヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックが、再開後のシーズンが行われるフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のバブル(隔離地域)にまもなく到着するようだ。 先週、ウェストブルックは新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、チームと一緒にオーランドに移動できなかったとSNSで明らかにしていた。
『Houston Chronicle』のジョナサン・フェイゲン記者は、ロケッツのマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)が7月20日(日本時間21日)の会見で「ウェストブルックはもうすぐオーランドに到着する。彼は到着後にしばらく自主隔離しなければならないが、隔離明けには元気な姿でチームに合流して、我々と共に前に進んでくれるはずだ」と語っていたとしている。 20日(同21日)に現地入りが予定されるウェストブルックは、到着後にオーランドのホテルで36時間の自主隔離を行い、その間に新型コロナウイルスの陰性判定を2度出さなければチームに合流できないと、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は報じている。 ロケッツは、エースのジェームズ・ハーデンも先日チームに合流したばかりで、シーズン再開までに急ピッチでチームを仕上げる必要がありそうだ。 昨オフの大型トレードでオクラホマシティ・サンダーからロケッツに移籍したウェストブルックは、今季開幕前はハーデンとの共存が懸念されたが、シーズンが進むにつれて苦手のスリーポイントシュートの試投数を減らすなど適応し、ロケッツ移籍後の53試合で1試合平均27.5得点、8.0リバウンド、7.0アシストという好成績を記録している。