フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが、防護服姿でオーランドのバブル(隔離地域)に向かう飛行機に搭乗する様子が、『NBC Sports Philadelphia』のツイッターアカウントに投稿された。 この動画には、空港で車を降りたエンビードが、防護服とマスクと手袋を装着してチャーター機に向かう姿が映し出されている。
『CBS Sports』のクリス・ベンゲル記者によると、エンビードは、今週行われたビデオ会見で、バブルの感染対策を不安視する発言をしていたという。ベンゲル記者は、その時のエンビードのコメントを以下のように伝えている。 「様々な見方があると思うが、世界情勢を踏まえると、俺はシーズン再開は良い案だとは思わなかった。もちろん何かしらの理由があってそうなったことは理解している。だが、それは俺には関係ない。俺は、自分の周りの人々の健康と安全を重要視している。そして、シーズン再開でウイルスに感染することが、今後の人生に何らかの影響を与えることを懸念してる」 「だが、自分の仕事を全うするつもりだ。俺はフィラデルフィアを代表しているから、街の人々を落胆させたくないんだ。自分の家族やチームメイトに対しても、常にそうやって尽くしてきた。その考えは変わらない。だから、俺個人がシーズン再開案に納得していなくて、その安全性を信頼していないことは関係ない。ただ、バブルが十分に安全だとは思っていないのも確かだ」 バブル内でのチーム練習は今日から始まっている。