ヒューストン・ロケッツがフリーエージェントのルーク・バーアムーテと契約を締結した。チームのダリル・モーリーGM(ゼネラルマネジャー)が発表した。 2017-18シーズンにロケッツに在籍していた33歳のバーアムーテは、再開されるシーズンへの参加を見送ったタボ・セフォローシャの代わりとして古巣への復帰を果たすこととなる。2018-19シーズン開幕前にロサンゼルス・クリッパーズと契約を締結させたバーアムーテは、シーズン序盤に左ひざを故障したため、出場の機会はわずか4試合となった。シーズンの大半を欠場したベテランフォワードは、昨年4月にチームから契約を解除されており、それ以降はフリーエージェントとなっていた。
2008年のドラフト全体37位でミルウォーキー・バックスに入団したバーアムーテは、サクラメント・キングス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア・76ers、ロケッツ、クリッパーズで通算686試合に出場し、キャリア平均6.4得点、4.1リバウンドを記録している。 守備に定評のあるバーアムーテの加入により、ロケッツは守備力の向上が期待できる。 現在ウェスタン・カンファレンス6位(40勝24敗)につけているロケッツは、すでにプレイオフ進出を確定させている。再開後のシーディングゲーム(8試合)ではプレイオフシード順位を上げることを目指している。ウェスタン・カンファレンスは2位のロサンゼルス・クリッパーズから6位のロケッツまで4ゲーム差以内に5チームがひしめき合っている。