ビンス・カーター、2000年ダンクコンテストの舞台裏告白「最初の案はボツにした」

今季アトランタ・ホークスに所属していたビンス・カーターが、6月25日(日本時間26日)に現役を引退することを正式に表明した。NBA史上初めて4つの年代(1990、2000、2010、2020)でプレイするなど数々の記録と記憶を刻んできたが、スターダムを駆け上がるきっかけとなったのはやはり2000年のスラムダンクコンテスト優勝だろう。そのタイトルはとっさの“アドリブ”がもたらしたものだったという。

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同年のスラムダンクコンテストでカーターは規格外の跳躍力を発揮し、3回の50点満点を叩き出して圧巻の優勝を飾った。なかでも、左45度からドリブルし、跳ね上がるようにジャンプして一回転しながら叩き込んだ最初の360度ウインドミルは、“ビンサニティ(狂気のビンス)”を物語る一本だ。だが、カーターは『TNT』でキャスターを務めるアーニー・ジョンソン氏との対談で、当初は違うダンクを予定しており、優勝する確率を上げるために別の選択肢に切り替えたと明かした。 「その(最初にイメージしていた)ダンクは興奮させる要素はなかったし、僕が求めていたものではなかった。そう感じたから、ゴール下でワンステップしての180度回転ダンクはボツにしたんだ。優勝できるようなものじゃなかった。自分の引き出しの中から勝てる、あるいは見る人を興奮させられると感じたものを繰り出しただけさ」 また、従兄弟のトレイシー・マグレディがワンバンドさせたボールを空中でキャッチし、股の下を通して叩き込んだダンクは、「(コンテストの)2~3週間前の雑誌の表紙でレッグスルーの絵を見て」、バウンドさせて股下を通すイメージを膨らませていたという。そしてカーターは、20年前に行われた夢のような大会をこのように振り返っている。 「人生の中で、360度ウインドミルであんな高く跳んだことはないし、あの夜は(最後に)リムに手を突っ込んでのダンクもした。(会場に駆け付けた)2万人の期待が僕を別次元に連れて行ってくれたんだ」 当時繰り出された規格外のダンクの数々は、きっと後世にも語り継がれていくだろう。

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