6月23日(日本時間24日)、メンフィス・グリズリーズは、アンソニー・トリバーと、2019-20シーズン残りの契約を締結したことを発表した。 今季開幕時はポートランド・トレイルブレイザーズに在籍していたトリバーは、今年1月にトレバー・アリーザらとのトレードでサクラメント・キングスへ移籍。その約1カ月後にキングスを解雇され、グリズリーズとは3月2日に10日間契約を結んでいた。グリズリーズでは5試合に出場し、平均5.4得点、2.4リバウンド、3ポイント成功率41.2%を記録。シーズンを通しては、47試合で平均3.5得点、2.8リバウンド、3ポイント成功率32.2%をマークしている。
2008年にドラフト外からリーグ入りした35歳のトリバーは、NBAだけでなく、Gリーグやヨーロッパで合計10チーム以上を転々としつつ、3&D(3ポイントシュートとディフェンスが上手い選手)としての地位を築いた。NBAでは通算711試合で、平均6.2得点、3.4リバウンド、フィールドゴール成功率41.5%、3ポイント成功率37.3%という成績を残している。 ドラフト2位のジャ・モラントを筆頭に若手が躍動し、ウェスタン・カンファレンス8位(32勝33敗)につけているグリズリーズ。トリバーには、ウェスト最後のプレイオフスポット死守を狙うチームを、最年長としてコート内外でサポートすることが期待される。