ドワイト・ハワード、シーズン再開に胸中を吐露「本当はプレイして優勝したいけど…」

NBAは7月末から新型コロナウイルスの影響で中断していた2019-20シーズンを、フロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で再開させる予定で動いている。すでに再開案は選手会でも承認されているが、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは人種差別抗議デモの妨げになるとして再開に反対の意を表明した、と報じられ、ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードもアービングに賛同していると伝えられている。 そのハワードが、『CNN』で複雑な胸中を吐露した。

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「僕はチャンピオンシップを勝ち獲りたいという気持ちは理解してもらいたい。LAへの移籍は僕の人生においても最高の出来事だった。レブロン(ジェームズ)やAD(アンソニー・デイビス)と一緒にプレイして、レイカーズを代表して戦えることに感謝している。ただ世界は今、(新型コロナウイルスや人種差別問題で)大きく傷ついている。日々多くのことが起こっていて、他のことに気を取られている場合じゃない」 ハワードは本当ならプレイしたいと強調した上で、それでも、今は目の前で起こっていることに集中すべきだと同番組で訴えている。 「今、世界で起こっていることから目を背けて混乱させてほしくない。今回のことで、僕も、僕の家族も傷ついた。それはみんなが感じていることで、目の前の出来事に集中する必要があると思う。これが僕の考えだ。神は僕たちの注意を求めている。今は一致団結して、事態に立ち向かう必要がある。バスケットボールは、今は集中を削ぐことになる」 19日(同20日)には、選手たちの意見を統一するための会議が行われるとされているが、果たしてどのような決断が下されるのだろうか。

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