ミッチェル&ゴベアは解散? ゴベア放出説が浮上「彼らはストックトン&マローンじゃない」

ユタ・ジャズのルディ・ゴベアは過去2年連続で最優秀守備選手に輝き、今季も平均15.1得点、13.7リバウンド、2.0ブロックを記録するなど、リーグ屈指のセンターとして地位を築いている。2020-21シーズン終了後には完全FA(フリーエージェント)となるが、ジャズと契約延長に至らなければ、トレード候補になる可能性が高まっているようだ。 2013年のドラフト1巡目27位指名でNBA入りしたゴベアは、2014-15シーズン途中から主力に定着。ウイングスパン236cmという手足の長さを生かした迫力あるディフェンスを武器に、17年から3年連続でオールディフェンシブ1stチームに選出されており、トップセンターの一人に成長を遂げた。

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3月11日(日本時間12日)にゴベアが新型コロナウイルスの陽性と診断されたことを受け、NBAはシーズン中断を発表。後日、今季平均24.2得点を挙げている同僚のドノバン・ミッチェルからも陽性反応が出た。2人はシーズン中に関係悪化説が浮上し、ゴベアが「しばらくの間、話をしていなかったのは事実だ」と不仲を認めたことも注目を集めている。 そんななか、『ESPN』のティム・ボンテムプス記者は、「彼ら(ミッチェル&ドノバン)はストックトン&マローンじゃない。今は時代が違い。もうそんなコンビは存在しない」と“永遠のデュオ”を否定する、あるウェスタン・カンファレンスチームの幹部のコメントを紹介。また、来シーズン終了後に完全FAとなるゴベアとの契約延長が合意に至らない場合、ジャズはゴベアをトレード交渉の駒にすると多くの関係者が話しているとした。 『Bleacher Report』のタイラー・コンウェイ記者も、「新型コロナウイルスのパンデミック前の試算で5年総額2億5000万ドル(約268億5000万円)。ジャズがゴベアとスーパーマックス契約でサインする意思があるのか不透明だ」とトレードの可能性を示唆。ジャズがゴベア放出でミッチェル中心のチーム作りにシフトする可能性もゼロではなさそうだ。

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