シカゴ・ブルズが最後に優勝を飾った1997-98シーズンを追ったドキュメンタリー番組『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』がNBAのシーズン中断中に配信されて話題となった。それに続くように、NBA歴代屈指のポイントガードとして知られるマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)のドキュメンタリー番組が現在制作されているようだ。6月11日(日本時間12日)、米エンタメ情報サイト『Variety』が報じている。 同メディアのブレント・ラング記者によると、4つの制作会社が共同で手がける作品には、ジョンソンのコート内外における過去の出来事と、それらについて語る家族、NBA選手、ビジネスリーダーなど関係者のインタビューが含まれるという。 同記事では制作会社のひとつである『XTR』のブライン・ムーサ―CEOの声明文も紹介している。 「前例のない現状況下では、これまで以上にヒーローを称える映画が必要です。最も勤勉で粘り強く、伝説的な著名人の1人であるマジック・ジョンソンのコート内外での功績は、世界の人々に広める価値があります」 優勝5回、MVP3回、ファイナルMVP3回、アシスト王4回、オールスター選出12回という輝かしいキャリアを誇り、引退後はビジネス界でも成功を収めているジョンソン。ジョーダンの様々な面が明るみとなった『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』が話題を集めただけに、ジョンソンのドキュメンタリーがどのような仕上がりになるのか気になるところだ。