ホークスのビンス・カーター、22年の現役生活に終止符か

6月4日(日本時間5日)、NBAの22チームによるシーズン再開案が理事会で承認されたことを受け、該当チームから外れたアトランタ・ホークスのビンス・カーターの引退が決定したと『CBS Sports』が報じた。シーズン再開の報道後、カーターはまだ声明を発表しておらず、本人の気持ちやシーズン再開の状況に変更がなければ現役引退となる。 シーズン開幕前に今季限りで引退することを表明していたカーターだが、思わぬ形で22年の現役生活にピリオドを打つことになった。キャリア最終戦となった3月11日(同12日)のニューヨーク・ニックス戦に出場したカーターは、12分間で5得点、1リバウンドをマーク。カーターのキャリア最後の得点は、トレイ・ヤングからのアシストから決めた3ポイントシュートだった。 試合後のインタビューでカーターは「この状況下では残りの15試合をプレイできるかは分からないけど、俺は今季を持って引退する。場合によっては今日が引退試合だと思うと、かなり不思議な気持ちだけど、どうすることもできないからね」と語っていた。 1998年のドラフト全体5位でトロント・ラプターズに指名されたカーターは、ルーキーイヤーに平均18.7得点、5.7リバウンド、3.0アシストを記録して新人王を受賞。翌シーズンのスラムダンクコンテストでは優勝を飾り、スター選手の仲間入りを果たした。2004年にニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)に移籍して以降、オーランド・マジック、フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズと渡り歩き、昨シーズンからアトランタ・ホークスに在籍。オールスターには8度選出されている。 リーグ優勝やMVP受賞の機会には恵まれなかったものの、過去20年以上にわたりリーグを代表する選手として活躍したカーターは、バスケットボール殿堂入りを果たすことが濃厚。キャリア序盤は歴代最高のダンカーとしてリーグを盛り上げ、キャリア終盤は3ポイントシューターへと変貌を遂げたカーターは、4つの世代(1990年代、2000年代、2010年代、2020年代)でプレイをしたNBA史上初の選手となった。 カーター本人の声明が待たれるが、望んでいない形で引退を迎えようと、22年間にわたりカーターがリーグに残した数々の思い出や功績が、今後も語り継がれていくことは間違いないだろう。

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