現在リーグ最下位に沈むゴールデンステイト・ウォリアーズには、すでにプレイオフ出場の可能性がなく、シーズン再開となっても試合を行わずに今季を終えることが予想されている。そんななか、来季での逆襲を期すウォリアーズにとって重要となるのがドラフトだろう。 今年のドラフトでは、ロンゾ・ボール(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の弟、ラメロ・ボールが注目されているが、地元紙『サンフランシスコ・クロニクル』のコナー・レトルノー記者は、ウォリアーズはラメロ以上に、アイオワ州立大のタイリース・ハリバートンを評価していると語った。 「ウォリアーズの中で、ハリバートンがナンバーワンのPGに上昇したと聞いている。彼はラメロ・ボール、キリアン・ヘイズよりも評価が上だ。もし、ウォリアーズが全体2位から5位の間の指名権を得たら、ハリバートンの獲得を真剣に検討するだろう」 ハリバートンは大学2年生の昨季、出場した22試合で平均15.2得点、6.5アシスト、5.9リバウンド、2.5スティールと攻守にわたって活躍。手首の骨折により2月の時点でシーズン終了となったが、身長196cm、ウイングスパン201cmとサイズがあり、3ポイントシュート成功率も41.9%と高い点も評価されている。 ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”を支える存在として、果たしてウォリアーズはハリバートンを指名するのだろうか。