1994年のピッペン“トレード騒動”をジェイレン・ローズが回顧「ケンプとブルズに行くと思った」

シカゴ・ブルズが最後に優勝した1997-98シーズンに密着して撮影したドキュメンタリー10部作『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』が絶賛放映中で、1990年代に2度の3連覇を果たして黄金期を築いた常勝軍団に改めてスポットライトが当てられている。 マイケル・ジョーダンに次ぐ“第2の男”として君臨したスコッティ・ピッペンは、当時ブルズのゼネラルマネージャー(GM)だったジェリー・クラウスと何度も衝突し、公然とトレードを要求した。2連覇直後の1997年にあったトレイシー・マグレディ(元トロント・ラプターズほか)との“トレード未遂”が有名だが、1994年にもショーン・ケンプ(元シアトル・スーパーソニックスほか)との交換話が浮上。元NBA選手で、現在は『ESPN』のアナリストを務めるジェイレン・ローズが当時を回想している。 1991~93年にブルズが最初の3連覇を達成した直後、エースのジョーダンは現役引退を電撃発表。約1年半の野球挑戦の間、大黒柱としてチームを牽引したピッペンは1993-94シーズンにキャリアハイの平均22.0得点、8.7リバウンド、5.6アシスト、2.93スティールを挙げた。しかし、シーズン終了後にクラウスGMはチームのテコ入れを画策していた。 当時報じられた内容は、ケンプ、リッキー・ピアース、ドラフト1巡目11位指名権との交換でソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)行きというものだったが、ローズは1994年のドラフト前夜にクラウスGMから電話がかかってきたと『Jalen & Jacoby Aftershow』で明かしている。 「ジェリー・クラウスがホテルの部屋に電話をかけてきたんだ。私がシカゴに行ったことがあるか、そこでプレイすることについてどう思うか、その他諸々を含めて、ブルズのレガシーの一部になりたいかを尋ねてきた。そして、ショーン・ケンプについての意見も聞かれたよ。俺は『ショーン・ケンプ?』って感じだった。彼はアニマルだ。一緒にプレイできるチャンスがあるなんてクールだね。ブルズは指名権を交換して、私はショーン・ケンプとシカゴに行くんだと思って寝た。ジェリー・クラウスはスコッティ・ピッペンをトレードするつもりだったんだ」 結局ブルズはトレードを行わず、ローズはドラフト1巡目13位指名でデンバー・ナゲッツに入団。ピッペンとケンプは1995-96シーズンのNBAファイナルで激突し、ブルズに軍配が上がる結果となった。 その後、ローズは低迷期に突入したブルズで2002年2月~03年12月にプレイしただけに、1994年にピッペンのトレードが成立していたら、そのキャリアはまた違ったものになっていたかもしれない。

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