デンバー・ナゲッツのメイソン・プラムリーが、地元紙『デンバーポスト』の電話取材に応じ、新型コロナウイルスの感染対策で中断となっているリーグ戦の今後の見通しについて「関係者はシーズン再開に向けてとても前向き」と語った。 「多くの提案が出ている状況だ。選手会のミーティングでもシーズン再開に向け、より具体的な計画や戦略を聞いている。もし、素早く結果が出る検査キットを十分に確保できれば、(シーズン再開は)可能だと思う」 「ご存知の通り、僕たちはテレビ放送のためにプレイしようとしている。現時点においては、いかなる形でも観客を入れるのは非現実的だ。また、リーグが移動をなくそうと話しているのも知っている。1〜3つの都市にそれぞれ10チームを集めて開催する案や、シーズンを前倒しで終了したり、異なる形でプレイオフを行う提案を聞いている」 かつてナゲッツの選手会代表を務めたプラムリーは、「ミシェル・ロバーツ(選手会常任理事)やアダム・シルバー(NBAコミッショナー)は議論を進めていて、シーズン再開に向けて出来ることはなんでもやるつもりだ。ただ、それは人々の健康を犠牲にしたり、リスクを負わせる状況に置かない形となる」と述べた。 ナゲッツは地元自治体による外出規制の緩和を受け、5月8日(日本時間9日)からチーム施設を開放して制限付きの個人練習を行うチームのひとつであると報じられている。