マジックのアーロン・ゴードン、ダンクコンテストの遺恨残るウェイドに対する“ディス”曲を公開

今年のオールスターで開催されたダンクコンテストは、マイアミ・ヒートのデリック・ジョーンズJr.が、オーランド・マジックのアーロン・ゴードンを下し、初優勝を飾った。サドンデスにもつれ込む熱戦となった決勝はファンを大いに興奮させたが、それと同時に自身の“後輩”に当たるジョーンズJr.をお膳立てする形となったドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)の採点が大きな波紋を呼んだことは記憶に新しい。 『ESPN』は4月27日(日本時間28日)、以前からコンテストの採点に不服があったことを公言していたゴードンが、コンテストの審査員だったウェイドに対し、「9 OUT OF 10(10点中の9点)」という“ディス”曲を発表したと報道。公開されたミュージックビデオにてゴードンは、プロさながらのライミングで、遺恨が残るウェイドを“口撃”している。 「いつか俺が素晴らしい選手になって、お前が文句をつけてくることは分かっていた。それがこんなにも俺をハングリーにするとは思ってなかったよ。すれ違いざまにお前は“若手よ、ショーを見せてくれ”と言ってたが、まさかそれが“これからお前は失敗する”という意味だとは知らなかった」 このゴードンのリリックに対し、ウェイドは「金儲けのために『9 OUT OF 10』を商標登録した方がいい。それが俺にできる無料のアドバイスさ。彼は僕のせいで大金を失ったからね」と冗談まじりに自身のツイッターにて投稿した。 問題となったダンクコンテストでゴードンは、ラッパーのチャンス・ザ・ラッパーを飛び越えての360度ダンクや、空中でボールを股に通してのリバースダンクなど、その素晴らしいスキルと跳躍力を披露。 勝負を分けた最後のセッションでは、身長229センチのタッコ・フォール(ボストン・セルティックス)を飛び越えて豪快にダンクを決めるも、結果は予想に反して「47点」と振るわず、ジョーンズJr.にわずか1点差で敗北。このとき、ヒートOBのウェイドが、ジョーンズJr.に「10点」を与えていた一方、ゴードンには「9点」をつけたことが議論の的となっていた。 コンテスト後、ゴードンは「間違いなく勝ったと思っていた」と語ったあと、今後2度とダンクコンテストに出場しないことを宣言している。

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