ジョーダンに殴られた過去を振り返ったスティーブ・カー「あれが我々の関係性を大きく変えた」

シカゴ・ブルズが2度目のリーグ3連覇を達成したシーズンを追いかけたドキュメンタリーシリーズ『ザ・ラストダンス』の放映が始まり、大きな注目を集めている。当時ブルズの一員だったゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、『TNT』のアーニー・ジョンソンがホストを務める『NBA Together』に出演した際、マイケル・ジョーダンとの間に起きた、ある事件を振り返っている。 それは1995-96シーズン開幕前のトレーニングキャンプでのことだった。ブルズはその前のシーズン、MLBに挑戦していたジョーダンがシーズン途中にNBA復帰を果たすも、プレイオフのカンファレンス準決勝でオーランド・マジックに敗退。その逆襲に向け、ジョーダンを中心に熱のこもったトレーニングが行われていた。そんななかで、事件は起きた。 練習中にトラッシュトークを展開していたカーとジョーダン。互いに譲らずそれがヒートアップすると、その後もみ合いとなり、ジョーダンがカーを殴ってしまう喧嘩騒動に発展したのだった。 そのとき殴られて目に黒いアザを作ったカーだったが、「真似するのはおすすめしないよ(笑)」と冗談を言いながら当時の心境を振り返っている。 「彼のテストに合格できたと感じた。あのあと、彼はより私を信頼してくれるようになった」 ジョーダンに練習で負けん気の強さを試され、応戦したことで信頼を得られたと語ったカー。実際に、ジョーダンはカーへの信頼をプレイで示している。 象徴的なのが1996-97シーズンのNBAファイナル第6戦だ。同点で迎えた試合残り3秒の場面、相手のユタ・ジャズにダブルチームを仕掛けられたジョーダンは、フリーになったカーにパス。そこでカーが値千金の勝ち越しシュートを沈め、ブルズは5度目の優勝を決めている。 並々ならぬ闘争心で知られるジョーダンだが、控え選手ながらそのジョーダンに一歩も引かずに応戦したカーの負けん気も大したものだ。 カーは、1993-94シーズンから1997-98シーズンにかけてブルズに在籍。この間、得意の3ポイントシュートを武器に1試合平均20分以上のプレータイムを獲得し、貴重なベンチプレーヤーとしてブルズ2度目の3連覇に貢献している。

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