NBAオーナーたちの間で、シーズン再開に向け楽観的な見方が強まる

4月16日(日本時間17日)に、ドナルド・トランプ大統領が段階的にアメリカ経済を再開すると発表したが、NBAチームのオーナーや選手らの間でも2019-20シーズンの再開に向けて楽観的な見方が強まってきているようだ。 『The Athletic』のサム・アミック記者は、リーグ関係者の現状について以下のように報じている。 「NBAのオーナー、選手、エージェント、リーグ・オフィスの間で、2019-20シーズン再開に楽観的な空気が漂っている。彼ら全員の考えを聞いた訳ではないが、なんとかしてシーズンを終えようという意見が大部分を占めているようだ。もちろん、シーズンが再開したとしても無観客試合になるが…」 全米ゴルフのPGAツアーは6月の第2週から無観客試合で再開すると発表したが、もしNBAがシーズンを再開する場合はどのような形式になるのであろうか。 ひとつの案として、『Yahoo Sports』のキース・スミス記者は「フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドが理想的な開催場所ではないか」と提案している。その理由として、スミス記者は以下のような点を挙げている。 その理由として、まず39平方マイル(約101平方キロメートル)という広大な面積を誇るウォルト・ディズニー・ワールドには豊富な宿泊施設があること。なかでも、『Disney's Art of Animation Resort』と『Disney's Pop Century Resort』という2つのオフィシャルホテルはNBA選手が宿泊するのに十分な施設を整えている。 もうひとつの理由は、ウォルト・ディズニー・ワールドにはESPN Wide World of Sports Complex(以下、EWWS)と、HP Field Houseいう素晴らしいスポーツ施設があること。スミス記者によると、EWWSはNBAチームの練習場として必要十分な機能を備えており、HP Field Houseは毎年11月に大学バスケットボールのトーナメントが開催されているハイレベルなバスケットボール施設なのだそうだ。 先日、フロリダ州知事は、プロレス団体WWEを「インフラや病院と並ぶ必要不可欠なサービス」と分類し、無観客を条件に興業の再開を許可している。

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