18歳のフランス人選手、セオ・マレドンが今年のNBAドラフトにエントリーしたことが分かった。 ドラフトでの上位指名が予想されているマレドンは、元オールスター選手のトニー・パーカーがオーナーを務めるフランスリーグのアスベルに所属。今シーズンは、欧州最高峰の舞台であるユーローリーグでここまで22試合出場、1試合平均17.7分出場、7.4得点、3.1アシストを記録している。 また、フランスリーグでは20試合に出場し、平均15.6分出場、平均6.5得点、1.9アシストをマーク。リーグ中断の時点において、21勝4敗で1位タイにつけているチームでローテーション入りを果たしている。 16歳でプロデビューを果たしているマレドンは、国際舞台でも活躍を披露している。U16欧州選手権でキャプテンとしてフランスを優勝に導くと、続くU17ワールドカップでは銀メダルを獲得。また、親善試合であるが、すでにフル代表デビューも果たしている。 身長196cmでウイングスパンが206cmのマレドンは、『ESPN』の取材に対して以下のように語った。 「今はリヨンにある両親の家にいる。練習、試合、チームメイトと離れるのはとても難しいことだ。自分のできる限りのことをやっているけど、本物のバスケットボールができないのはつらい。状況が良くなったら、アメリカに行くことも許され、トレーニングをすることになる。過去2年、夏の数週間を過ごしていたアメリカに戻るのが待ちきれないね」 「今は自宅でコンディション維持のためにできることをやっている。そして専門家の意見を聞いて自宅にいる。これは予想していた状況ではないけど、来シーズンのNBAに自分がいると確信しているし、そこに集中しているんだ。いずれ(ドラフトの舞台で)コミッショナーと握手することになるよ」