現在、アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために全国規模の自主隔離が行なわれている。学校も数週間単位で閉鎖されており、多くの学生がビデオ通話を利用したオンライン授業を受けているのが現状だ。 友達にも会えず自宅にこもって勉強するのは、活発な子どもたちには辛い状況のはず。そんななか、NBAレジェンドのシャキール・オニールはある学校のビデオチャット授業にサプライズ登場して、教師や生徒を笑顔にしたようだ。 『TMZ Sports』によると、ジョージア州マクドノーのイーストレイク小学校に通う生徒の家族とシャックが親しい友人だったことから、シャックはその生徒が受講している小学1年生クラスのオンライン授業に飛び入り参加を決めたそうだ。 ビデオチャットの画面に現れたシャックが自己紹介をすると、画面の先にいる教師は「もしかしてシャック？」と驚き、生徒の親も次々とパソコンのモニターを覗き込んでスマートフォンで撮影を始め、全員が口々に「ハイ！ シャック！」と声をかけた。 このNBAレジェンドの心温まる行動について、『Yahoo! Sports』のカサンドラ・ニグリー記者は「オニールの素晴らしい行動だ。彼は、不安な日々を過ごす子どもたちの気持ちを理解して、彼らに手を差し伸べたのだ」とコメントし、NBAレジェンドの心温まるサプライズを高く評価した。 自宅で自主隔離をしている間も、NBA選手はゲームのストリーミング配信TwitchやSNSなどを通じてファンを楽しませようとしている。先日、八村塁（ワシントン・ウィザーズ）、渡邊雄太（メンフィス・グリズリーズ）、馬場雄大（Gリーグ テキサス・レジェンズ）の日本人3選手が合同でストリーミング配信を行なったのも記憶に新しい。 だが、現役時代からリーグNo.1のエンターテイナーと呼ばれたシャックのサプライズは、さらに上手だったようだ。