クリス・ポールが人格者たる所以 コートサイドの礼儀なき若者ファンに“人生の教訓”

オクラホマシティ・サンダーは3月8日(日本時間9日)の敵地ボストン・セルティックス戦で105-104と接戦を制し、今季40勝目を挙げた。司令塔のクリス・ポールは両チーム最多の28得点、7アシストを挙げるだけでなく、ラストプレイでも相手エースのジェイソン・テイタムにタフシュートを打たせて逆転を阻止したが、そのほかに試合中のファンとのやり取りが注目を集めている。 試合中にフリースローとなった際、ポールがセルティックスのベンチ横へ歩み寄り、やや険しい表情でファンに言葉を投げかけた後、グループ内の1人と握手をかわし、少し距離を取りながら何やら会話をするシーンがあった。 『NBC Sports Boston Celtics』のコートサイドリポーターを務めるアビー・チン氏によれば、ポールはファンからヤジを飛ばされ、“大人の対応”をしながら注意を促していたという。 「CPはコートサイドに座っていた10代の青年が怒鳴ってきたことに不快感を示した。CPは彼を『優遇されている』と言った。それから、フリースローの間に戻ってきて、自分の名前に敬意を払うように言う前に、自己紹介をした」 『Clutchpoints.com』のクリスティアン・アラモディン記者は、「サンダーのクリス・ポールはセルティックス戦のコートサイドで観戦していた無礼な少年と向き合う」との見出しで記事を展開し、状況描写とともにこのように見解を述べている。 「オクラホマシティ・サンダーとボストン・セルティックス戦はタフな戦いとなり、TDガーデンの観衆に素晴らしいバスケットボールを披露した。しかし、クリス・ポールは無礼な10代の若者にヤジを飛ばされ、ゲームに完全に集中できなかった。10代の若者たちは、両親のおかげでNBAのコートサイドチケットを簡単に手に入れられる。一部の親が、自分たちの子どもに対して他人に気を配るように教えるのを怠っているのも事実だ。ポールは彼にそういったことが通用しないと教え、自分の意見を持ち続けるように丁寧に言ったのだろう」 また、『HotNewHipHop』のアレクサンダー・コレ記者も「これはセルティックスの若いファンにとって教訓の瞬間だ。ポールは彼が大人になることを確実にした。リーグ最高のPGの1人を軽視する前に、ファンがもう一度自分が見つめ直すことを祈ろう」と伝えた。 司令塔としての実力はもちろん、人格者として、ファシリテーターとしても一目置かれるポール。多くの選手、関係者からリスペクトを集める理由が凝縮された行動だったと言えるだろう。

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