2月29日(日本時間3月1日)、5連敗中のメンフィス・グリズリーズが西の強豪ロサンゼルス・レイカーズを105-88で下した。この日、新人王候補のジャ・モラントは、『ESPN』の取材で憧れのレブロン・ジェームズを負かしたことについて問われた際、以下の通り語っている。 「彼はキングで、兄貴的な存在さ。誰もが知っているレブロンを僕は尊敬しているし、憧れている。彼は唯一無二の存在で、ほかの誰にも変えられない特別な人だ」 一方のレブロンは、試合後にモラントの活躍について「あの子はかなり特別だ。前にLAで試合した時にも言ったけど、メンフィスは素晴らしい選手を獲得したよ。彼の可能性は無限大さ」と語っている。 そんなモラントは、試合後半にアンソニー・デイビスの上から叩き込むダンクを試みて会場を沸かせた。ダンクは外し、チャージングを取られることとなったが、このプレイに対しデイビスは「彼は相手が誰であろうと気にせず試みると思っていた。今季すでに何度かやっているしね。だから僕は体を入れて、わざとぶつかってくるよう仕向けた」と裏側を明かしている。 モラントは、このプレイの戦略について「あの場面でレイアップをしにいったら確実にチャージングを取られていた。でもダンクを狙えば、その確率は半分だったからね」と振り返った。 この日、27得点、14アシスト、6リバウンドを挙げたモラントは、試合後の『FOX Sports』とのインタビューで、ツイッターのファンからの批判について以下の通りコメントした。 「僕の目にはもう輝きがないとツイートした彼に感謝している。この試合は彼に捧げるよ」