ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、3月1日(現地時間2日)のワシントン・ウィザーズ戦に復帰の照準を絞っていると報道されている。ただ、その最終決定は2月28日(同29日)の会談で最終決定されるようだ。 今季開幕3試合で平均24.0点、5.0リバウンド、6.7アシスト、フリースロー成功率100%と好スタートを切ったカリーだったが、昨年10月30日(同31日)のフェニックス・サンズ戦で、前半終了間際にアーロン・ベインズとケリー・ウーブレイJr.と交錯しながら激しくフロアに落下。左手を骨折してロサンゼルス市内の病院で手術を受けた。 12月には患部に埋め込んでいたピンの除去手術を行い、今年2月からは実戦を想定したシュート練習を開始。2月21日(同22日)には、左手を骨折して以降では初となるコンタクトを含むスクリメージに参加するなど、順調な調整を見せてきた。 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、「左手骨折の手術から4カ月、カリーは復帰へ順調に進んでいる」として、3月1日のウィザーズ戦でラインナップに戻ると伝えていたが、カーHCは2月26日(同27日)に「彼は2回しかスクリメージをしていない。試合に出場するにはもっとこなすことが必要だと思う」と復帰に慎重な姿勢を示していた。 『ESPN』によれば、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は2月28日のチーム練習後に、カリー、ボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)、トレーニングスタッフと会談を行い、復帰日のプランを最終決定するという。 現在8連敗中のウォリアーズはリーグ最下位(12勝47敗)に低迷。エースの復活とともに、長いトンネルから抜け出したいところだが、首脳陣はどのような決断を下すのだろうか。