ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、ステフィン・カリーの復帰報道について言及した。指揮官は、一部メディアが3月1日(日本時間2日)のワシントン・ウィザーズ戦に出場予定と伝えていることに懐疑的だ。 昨年10月30日(同31日)の試合でカリーは左手を骨折。すぐに手術を行うと、12月には患部に埋め込んでいたピンの除去手術を実施。その後はたびたびアウェーゲームに帯同したり、ワークアウトを行なっている姿が見られるなど順調な回復ぶりだ。 しかし、『NBC Sports』はカーHCの見解を次のように紹介している。「復帰報道は、私たちにとってもニュースだった。公式に発表できるものは何もない。ステフ(カリー)は準備が出来たらプレイする。彼の心の中に、復帰の目処があるのは確かだろう。ただ、彼はスクリメージをまだ2回しかやっていない。試合に出場するにはもっとこなすことが必要だと思う」 さらに指揮官は、まだカリーは実戦復帰に向けていくつかの段階を踏むべきと考えている。 「彼は4ヶ月欠場していて、その間にたくさんの個人ワークアウトを行なっている。しかし、NBAの試合で起用するには、コンディジョニング、ストレングスの面すべてで問題なしとならないと。実戦では予想できない多くのことが起こる。個人練習はたくさんやってきた。しかし、対人練習に関しては、NBA選手ではないメンバーと2回のスクリメージを行なっただけ。これは復帰に向けて完璧な準備ではない」