シカゴ・ブルズの新人コービー・ホワイトは、2月22日(日本時間23日)のフェニックス・サンズ戦、23日のワシントン・ウィザーズ戦でそれぞれ33得点をマーク。ブルズの新人ではマイケル・ジョーダン以来となる2試合連続30得点以上を達成している。 地元紙『シカゴ・サンタイムズ』の取材に、ホワイトはこの記録について次のように語る。「ジョーダンは、GOAT(史上最高の選手)だ。この記録は大きな意味がある。いつも言っているけど、試合を重ねるごとに成長していくことを目指している。今、正しいステップを踏んでいると感じており、それを続けていくだけだ」 ちなみにホワイトは、ジョーダンと同じノースカロライナ大学出身。今年のドラフト7位指名の彼は、1年生のシーズン終了後にアーリーエントリーでNBA入りを果たしたが、同大1年生の最多得点でジョーダンの記録を抜いている。 ここに来て調子を上げているホワイトだが、オールスターウィークエンドに開催された1年目、2年目の若手が出場するライジングスターズに選出されなかった。それをモチベーションにしていると続ける。 「ライジングスターズでプレイしたかった。ただ、それが叶わなかったことを発奮材料にしている。この件で腹をたてることはない。自分らしいプレイを続けていくことだ。俺はいつも闘志を出してプレイしている」 ここまでホワイトは、58試合出場で1試合平均11.9得点、3.5リバウンド、2.4アシストを記録している。