セルティックスのジェイソン・テイタム、レイカーズとのライバル対決で史上最年少の40得点以上を記録

2月23日(日本時間24日)、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、ロサンゼルス・レイカーズとの一戦で自身の最多記録と並ぶ41得点をマークするのと同時に、ライバル対決における新たな記録を作った。 リーグ屈指のライバル関係にある両チームの対戦で、21歳のテイタムが40得点以上を記録した最年少選手となったのだ。プレイオフの記録も含まれる同スタッツが塗り替えられたのは、2001年3月に当時23歳であったポール・ピアースがセルティックスに在籍していた時に記録した42得点以来となる。 試合終了後にテイタムと熱い抱擁を交わしたレイカーズのレブロン・ジェームズは、テイタムのタフなプレイについて『ESPN』のインタビューで以下の通りコメントしている。 「彼(テイタム)は特別な選手だ。それは彼がオールスターに選出されたことからも明らかだが、シーズンを通して素晴らしいパフォーマンスを発揮している」 ポイントガードのケンバ・ウォーカーが膝の負傷により欠場していたセルティックスは、接戦にもつれ込んだ第4Q(クォーター)残り30秒の場面でレブロンにジャンパーを沈められ112-114と敗戦したが、テイタムは試合後のインタビューで、自分の叩き出した記録のことには一切触れず、敗戦した無念さについて以下の通り語っている。 「僕らは勝つべきだった。ケンバが欠場していたからと言って言い訳はしたくない。確実に勝つべき試合だったよ。ただ勝ちたかった。それだけさ」 テイタムのチームメイトであるジェイレン・ブラウンは、試合後のインタビューでテイタムのパフォーマンスを以下の通り賞賛している。 「彼(テイタム)は新たなレベルに達した。彼は紛れもないオールスターさ。僕らもさらにスキルを磨きテイタムについて行く必要がある。彼のプレイは信じられないほどに素晴らしいよ。彼がポテンシャルを最大限に引き出せるよう、今後も僕らがサポートして行かなきゃね。そして、同時に試合に勝つことにも注力し続ける必要がある」 テイタムがオールスター級のパフォーマンスを発揮したのは第2Qと第3Qで、15本中11本のフィールドゴールを沈め、合わせて36得点を挙げていたが、第4Qはダブルチームに苦しめられ、3本中1本のフィールドゴール成功数にとどまっている。 レブロンは、テイタムへのダブルチームについて、「プレッシャーをかけたが、彼は試合を通して素晴らしかった」とコメントしている。また、レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)もテイタムを以下の通り賞賛している。 「彼は世界屈指の選手の1人だ。彼がオールスターに選出されたのには理由がある。後半にダブルチームを仕掛けなければ50得点以上を許していたことだろう」 ■レイカーズ対セルティックス戦で40点以上を挙げた若手選手 ジェイソン・テイタム(セルティックス):41点:21歳357日 ポール・ピアース(セルティックス):42点:23歳151日 ジェリー・ウェスト(レイカーズ):40点:23歳315日 コービー・ブライアント(レイカーズ):41点:24歳76日 トム・ハインソーン(セルティックス):43点:24歳185日

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