マーベリックスのマーク・キューバン・オーナー「審判に問題がある状況は20年前から変わっていない」

2月22日(日本時間23日)に行われたダラス・マーベリックス対アトランタ・ホークスの一戦は、111-107でホークスが勝利した。しかしマーベリックスが、この試合のジャッジに関してNBAに抗議文を提出したようだと、『ESPN』は報じている。 マーベリックスが問題視しているのは、試合終盤にホークスのジョン・コリンズのプットバックシュート(リバウンドをそのままゴールに押し込むこと)がカウントされたことについて。試合時間残り8.4秒の場面で、コリンズのシュートはオフェンスのゴールテンディングとコールされてカウントされなかったが、ビデオレビューの結果、得点は認められ、それが事実上の決勝点となった。 このジャッジについて、マーベリックスのマーク・キューバン・オーナーは自身のツイッターで以下のように激しく抗議した。 「審判はゴールテンディングをコールした。彼らは、確かにゴールテンディングの笛を吹いたんだ。(コリンズのプットバックシュートは)その笛のあとだった。ビデオレビューの結果、彼らはゴールテンディングの判定を覆したが、それによってコリンズの得点が認められるのはおかしいじゃないか。一体どうなっているんだ? これがNBAの審判のやり方なんだ」 「審判のうちの1人は我々に『あれは不注意な笛だった。あれはゴールテンディングではなかった』と説明した。だが、彼らがプレイを止めたのは問題ではない。彼らはプットバックシュートが決まったあとに笛を吹いたと思ったようだ。だから、コリンズの得点を認めた。では、もしゴールテンディングではないとしたら、彼らは何をレビューしていたんだ?」 これに対し、この日の審判長を務めたロドニー・モット審判は以下のように説明した。 「ボールがブロックされたことは、レビューによって確認された。その後ボールがリングに当たり、笛が吹かれた。だが、あのブロックは実際にはゴールテンディングではなかったので、あれは不注意な笛だった。これは、ルール2に明記された不注意な笛だ。私が笛を吹いた時、コリンズは既にシュートモーションに入っていた。だから、あの得点は認められた」 キューバン・オーナーは、過去に何度も公に審判を批判しており、通算で200万ドル(約2億2000万円)以上の罰金を払っている。しかし、キューバン・オーナーは今回も自身のツイッターで以下のような批判のコメントを投稿した。 「審判がミスをする試合だって当然ある。だが、これは1試合の問題ではない。こういった馬鹿げた状況は20年前から変わっていない。審判の技術や指導法を知った気になっている元審判が、新しい審判の採用や指導を行うが、2年後になると彼らにその資格が無いことが明らかになる。そんなことが、ずっと繰り返されている」

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