フェニックス・サンズのデビン・ブッカーが、前日の試合で鼠径部を負傷したポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードに代わって、オールスターゲームと3ポイントコンテストに出場することがわかった。 キャリア5年目のブッカーにとって、今回が初のオールスター選出となる。今シーズン、ここまでリーグ10位の1試合平均26.4得点に加え、6.3アシスト、4.2リバウンドを記録。なお、サンズの選手がオールスターに出場するのは、2011−12シーズンのスティーブ・ナッシュ以来となる。 『ESPN』によると、オールスターのリザーブ選手が発表された際、名前を呼ばれなかったブッカーは次のように失望感を露わにしていた。 「オールスターはいつも俺の目標だ。しかし、現在のNBAは俺が最初に見始めて夢中になった頃とは違っていることが再び証明された。かつてオールスターはベストの選手が集うものだったけど、今はエンターテインメント、ドラマ、政治的な面が重視されている」 ここまでリーグ屈指のスコアラーとして活躍してきたブッカーにとって、今回のオールスター選出は”やっと”という印象もある。一方、3ポイントコンテストについては2016年、18年、19年に続いての出場で、18年には優勝を果たしている。 なお、欠場が決まったリラードだが、『Yahoo Sports!』のクリス・ヘイズ記者は、オールスターサタデーで予定されていたラップのパフォーマンスには引き続き出演する意思があると伝えている。