ジョエル・エンビード、波紋を呼ぶ“黙れポーズ”に言及「良いろくでなしでいるだけ」

フィラデルフィア・セブンティシクサーズは2月9日(日本時間10日)、本拠地シカゴ・ブルズ戦で118-111と勝利し、今季33勝目を挙げた。大黒柱のジョエル・エンビードはチームトップの28得点に加え、12リバウンド、5アシスト、3スティール、4ブロックと攻守に躍動したが、試合終盤のジェスチャーが波紋を呼んでいる。 83-83で迎えた第4クォーター、エンビードは12得点を挙げるなど、ブルズを突き放して勝利を手繰り寄せた。なかでも、残り39秒に左45度から決めた3ポイント(今季49本目の成功)は相手に引導を渡したが、得点直後、大きく沸くアリーナに向かって右手の人差し指を口元に当て、“静かに”と要求するかのようなジェスチャーをとった。 『NBC Sports Philadelphia』のポール・ハドリッチ記者によれば、2月7日(同8日)の本拠地メンフィス・グリズリーズ戦の選手紹介で、エンビードに対してブーイングが起きていたという。ただ、ハドリッチ記者自身は「プレス席からはブーイングされたようには感じなかった。ファンは通常、選手紹介の時に『エンビーード』と叫ぶが、ブーイングと間違えた人もいる」とも補足している。 そういった背景があったなかでのジェスチャーだっただけに、試合後には記者陣からもその意図について質問が飛んだようだ。 「独り言を言っていただけさ。俺は自分の基準に達してプレイできていない。今夜はシュートの調子も良くなかった。自分自身に腹が立っている。毎日良くなるために努力を続けないといけない」 多くを語ろうとしなかったエンビードだが、ハドリッチ記者によれば次のように言葉を続けたという。 「(周囲に)どう見えるかは気にしていない。自分を見つめ直して”良いろくでなし”でいるだけ。バスケットボールで支配しようとしているだけだ」 「俺は犠牲を払っている」と発言し、チームを機能させるために時には自分を押し殺しながらプレイしていると主張していたエンビード。ポストシーズンでカンファレンス決勝以上を目指すには大黒柱の奮起は不可欠だけに、どのように折り合いをつけるのか、ブレット・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の手腕も問われることになりそうだ。

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