現地2月1日、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、母校サンディエゴ州立大で行われた永久欠番セレモニーに出席した。大学時代に身につけた背番号15が会場に掲げられたレナードは、「夢が叶った。この大学で自分の名を上げて、サンディエゴ州立大を知られた存在にしたかった」と語ったと、『ESPN』が報じている。 この日、サンディエゴ市議会は2020年2月1日を『カワイ・レナードの日』としたことを発表しており、彼にとってより忘れられない1日となった。 レナードは2009-10シーズンから2シーズンにわたってサンディエゴ州立大でプレイ。この間のチームは59勝12敗の好成績を残し、2年連続でNCAAトーナメントに出場した。特に2年目のシーズンは大黒柱として1試合平均15.5得点、10.6リバウンド、2.5アシストを記録し、オールアメリカンのセカンドチームに選出。チームをトーナメントのベスト16に導いている。 今回の式典は、サンディエゴ州立大がユタ州立大を撃破したナイトゲームのハーフタイムに行なわれた。ちなみに今シーズンのサンディエゴ州立大は、この日勝利して開幕23連勝。これはレナードがプレイした10-11シーズンの開幕20連勝以来のスタートダッシュとなっている。 当日、レナードはロサンゼルスでのホームゲームに出場した後での出席となったが、会場にはクリッパーズのオーナーであるスティーブ・バルマー、バスケットボール部門代表のローレンス・フランク、ドック・リバースHCに加え、ポール・ジョージ、ルー・ウィリアムズ、モントレズ・ハレルと選手たちの姿もあった。 レナードはこの日の移動にプライベートジェットを利用。先日、ヘリコプターの墜落事故で亡くなったコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)に勧められてヘリを使用していたことが分かり、話題になっていた。飛行機を利用した理由を「家族、友人など多くの人々が俺と一緒に移動する必要があった。それにコービー・ブライアントの件で、ヘリコプターでの移動は有名になってしまった」と語っている。