デトロイト・ピストンズのデリック・ローズは、キャリアハイとなる14試合連続で20得点以上を記録していたが、現地2月2日のデンバー・ナゲッツ戦の試合中に股関節を負傷して途中退場したため、その記録は途絶えた。 この日ローズは13分間プレイし、フィールドゴールをわずか3本しか放てず2得点に終わった。ローズの最近の好調ぶりについて、『Clutchpoints.com』のマーティ・フェン記者は以下のようにリポートしている。 31歳のローズは、1月に1試合平均22.8得点、6アシスト、3.3リバウンドを記録して控えから先発に昇格した。ピストンズ移籍後、ローズは36分換算で平均25.5得点、8アシスト、3.4リバウンドを記録しているが、これは彼が2010-11シーズンにシーズンMVPを受賞した当時に匹敵する数字である。 怪我によりしばらくの間は満足いくプレイができなかったものの、ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍して2年目の2018-19シーズンに1試合平均18得点、2.7リバウンド、4.3アシストという成績を残して評価を上げ、昨夏ピストンズと2年1500万ドル(約16億円)の契約を結ぶことに成功した。 最近の活躍を受けて、フィラデルフィア・76ersやロサンゼルス・レイカーズがトレードでローズを獲得することを狙っていると『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者が報じていたが、『Detroit Free Press』のビンセント・エリス記者によると、ピストンズは今シーズンのトレードデッドラインまでにローズをトレードするつもりは無いという。 今シーズンのトレードデッドラインは日本時間の2月7日だ。