新人ザイオン・ウィリアムソンの規格外プレイに同僚も感嘆「神から与えられたもの」

ニューオーリンズ・ペリカンズの大型新人ザイオン・ウィリアムソンは、現地1月22日のサンアントニオ・スパーズ戦で待望のデビューを飾って以降、ドラフト1巡目1位指名の期待に違わぬプレイを見せている。そんな19歳の逸材に、チームメイトも舌を巻いている。 デューク大から鳴り物入りでNBA選手となったザイオンは、開幕前に右膝半月板損傷で手術を受け、シーズン45試合目にしてようやく初出場を飾った。3試合連続で先発出場し、平均22.3分間のプレイで19.3得点、8.0リバウンド、1.7アシスト、シュート成功率66.7%を記録。デビュー戦では3ポイント4本成功を含む17連続得点を挙げ、2試合目のデンバー・ナゲッツ戦では迫力満点のダンクやブロックも飛び出すなど、その一挙手一投足が注目されている。 『AP通信』は、アルビン・ジェントリーHC(ヘッドコーチ)が「彼がコートにいることで、我々は明らかに良くなっている。彼は生まれ持った才能を発揮している」と語ったコメントを紹介。バレーボールのスパイクを彷彿させたナゲッツ戦の豪快ブロックについても、「ルーキーとして良い仕事をしている。以前デューク大でも(あのようなブロックを)見た。タイミングとブロック技術が素晴らしい」と評価しているという。 ザイオンは123-108で勝利したボストン・セルティックス戦でオフェンシブ・リバウンド7本をもぎ取るなど、21得点、11リバウンド、2アシストと大暴れ。ベテラン司令塔のドリュー・ホリデーは、「彼はミスしてもそれを空中で取ってダンクできる。それは神から与えられたものだ」と脱帽するとともに、大型ルーキーに称賛の言葉を送った。 『AP通信』によれば、ザイオンはジャンプやダッシュに際して痛みはなく、プレイへの制限は出ていないという。しかし、約3カ月のリハビリ期間で走力は少なからず落ちており、まだコンディションを挙げている最中。連係もまだミスが散見されるが、時間が解決してくれるとホリデーは証言する。 「タイミングは課題の一つだ。ティップダンクでよく見えがちだけど、ロンゾ・ボールがドライブした時に、カットするタイミングが遅かったり、早かったりする。こういった細部は時間の経過とともに良くなっていくだろう」 “レブロン・ジェームズの再来”とも言われる怪物新人ザイオンが、これからどのようなプレイを見せていくのか、熱視線が注がれていくことになりそうだ。

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