昨年夏に大型補強を敢行し、現在はウェスタン・カンファレンス首位を走るロサンゼルス・レイカーズは、功労者のひとりであるロブ・ペリンカGMとの契約を延長するようだ。 現地1月11日、ペリンカGMとレイカーズが複数年の契約延長で合意したことを、リーグの情報筋が伝えたと『ESPN』が報じている。前日の10日、レイカーズはペリンカGMを新たにバスケットボール運営部門の副代表に任命したことを発表していた。 2017年3月にGMとしてレイカーズと5年契約を結んだペリンカは、2018年にFAだったレブロン・ジェームズと契約。昨夏はアンソニー・デイビスを獲得するビッグトレードを成立させ、2年連続でメガスターの獲得に成功していた。 昨夏はそのほかにも、ダニー・グリーン、ドワイト・ハワードといったベテランロールプレイヤーの獲得や、フランク・ボーゲルHCを招聘するなど、名門復活の要因となっているキーマンたちをチームに迎え入れている。 10日のダラス・マーベリック戦の前、ボーゲルHCは「彼はとても良い仕事をしている。よくフィードバックもくれるし、私の話もしっかりと聞いてくれる。彼とは素晴らしい関係を築けていて、だからこそチームは良いスタートを切れたと思う」とペリンカGMに賛辞を贈っている。 GMの職につく前は選手のエージェントとして活躍していたペリンカ。レイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアントもそのクライアントのひとりだ。 ブライアントはYouTubeチャンネル『SHOWTIME Basketball』の番組に出演した際、「周囲は彼をもっと評価するべきだ。彼はこの2年間でなにをやった? 今のロスターを作り上げたんだよ。僕が見てきた中で最も大きなチームと言えるかもしれない。長さとスピードがあって、昔ながらのビッグマンもいる。タフで身体能力も高い。素晴らしいチームだよ」と元パートナーの仕事を称えている。