ウォリアーズ、ディアンジェロ・ラッセルとベン・シモンズのトレードを視野か

2019-20シーズンのトレード最終期限日(現地2月6日)まで1か月を切り、移籍の噂が活発化している。過去5年連続でNBAファイナルに進出中のゴールデンステイト・ウォリアーズは今季、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの二枚看板を怪我で欠き、ウェスタン・カンファレンス最下位に低迷。チーム内得点王のディアンジェロ・ラッセルを駒に、トレードに踏み切る可能性があるという。 『The Athletic』のマーカス・トンプソン記者は、交換候補の1人にフィラデルフィア・セブンティシクサーズの大型PG(ポイントガード)、ベン・シモンズを挙げている。 ウォリアーズはトレード市場に打って出るにあたり、現在のリーグで随一とも言われるピック&ロールの使い手であるラッセルと、2020年のドラフト1巡目指名権をセットで差し出せる魅力的な選択肢を持つ。リーグ最下位を争う状況を踏まえれば、ハイロッタリーで1位指名権になる可能性も十分。そのなかで、トンプソン記者は「おそらくシモンズはラッセルと交換で獲得できる可能性のあるベストのプレイヤーだろう」と推奨している。 23歳のシモンズは208cmの長身を誇りながら、得点に加えてゲームメイクもこなすポイントフォワードだ。名司令塔マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)やレブロン・ジェームズ(レイカーズ)と比較されるほど、そのスケールは大きい。右手親指や右肩の故障を抱えながら平均23.2得点、3.4リバウンド、6.0アシストの好成績を残すラッセルともポテンシャルは遜色ないと言っていい。 もっとも、トレード成立には大きなハードルが2つあるという。一つ目の懸念は、ロングシュートが得意ではないポイントフォワードという点で、シモンズと現主力の1人であるドレイモンド・グリーンのタイプが被ること。トンプソン記者は、「シモンズとグリーンはお互いにフィットしない」という関係者の証言を紹介している。 もう一つは、ラッセルの年俸が2729万ドル(約30億円)に対して、シモンズは811万ドル(約8億9000万円)と金額が釣り合わないこと。そのため、シモンズの年俸が2900万ドルに跳ね上がる2020-21シーズンのオフを待つのが現実的だろうと見立てている。 ウォリアーズは先日、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズ獲得に興味を示しているとも報じられた。はたして、カリーとトンプソンの二枚看板を欠くなか、残りのシーズン、そして来季以降を見据えて大型トレードに動くのだろうか。

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