ペイサーズ、マイルズ・ターナーをトレードで放出する意思なし

インディアナ・ペイサーズは今季、エースのビクター・オラディポが長期離脱中ながら、ドマンタス・サボニス、TJ・ウォーレン、マルコム・ブログドンの3人が攻撃を牽引してプレイオフ圏内のイースタン・カンファレンス6位につけている。2月6日のトレード最終期限日が近づくなか、他チームが目を光らせる主力センターのマイルズ・ターナーを“死守”する意向だという。 2015年のドラフト1巡目11位指名でペイサーズ入りしたターナーは、2年目からレギュラーに定着。4年目の2018-19シーズンにブロック王(平均2.69本)を獲得すると、2019年夏に中国で開催されたFIBAワールドカップのアメリカ代表に選出されるなど、NBAでも一目置かれるビッグマンへと成長した。 今季も平均12.4得点、5.8リバウンド、1.2アシスト、リーグ6位の2.03ブロックと存在感を示しているが、23歳と伸び盛りのターナーを欲しがるチームは多いようだ。『ESPN』のザック・ロウ記者は、「ペイサーズはターナーへのトレード要求に抵抗し続けている」とレポート。情報筋によれば、右足大腿四頭筋腱の断裂で長期離脱していたオラディポが戦列に戻ったとして、効果的なポストアッププレイヤーのサボニスとターナーのペアが機能するのか、球団幹部は確認したいという。 一方でターナーは「1試合で20回シュートを打ちたい、20得点を取りたいというのは簡単だ。僕はプレイを作れる選手たちがいる素晴らしいチームにいる。しっかりと列に並ばないとね」と語る生粋のチームプレイヤーのため、一部報道ではアメリカ代表でも共闘したグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)率いるサンアントニオ・スパーズがトレード候補として挙がっている。 オラディポは現地1月29日に行われるシカゴ・ブルズ戦で復帰予定とされており、トレード最終期限日までおよそ1週間の猶予がある。ビッグマンを欲するチームは、ターナーに目を光らせ続けることになりそうだ。

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