クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブは、現地1月4日のシュートアラウンドでチームメイト、スタッフがいる前でコビー・オルトマンGMに対して怒鳴ったと『The Athletic』が報じて話題となった。しかし、この件について早急にチームからラブに何らかの処分は下されることはないと、同メディアが続報として伝えている。 ちなみにこの騒動の後、同日に開催されたオクラホマシティ・サンダー戦において、前半の終了間際、ラブはインサイドでボールを要求しているのにパスを出さなかったコリン・セクストンに苛立つシーンが見られた。しかし、ラブは試合後、自身のインスタグラムにセクストンと一緒に写っている写真を投稿。そして「チームメイトのことを愛している」とメッセージを投稿し、わだかまりがないことを強調している。 ここまでトレードを公の場で要求する発言をしていないラブだが、冒頭の一件以外にも現地12月31日のトロント・ラプターズ戦の試合中、ベンチで暴れたことで罰金を課せられたことに不満を表明。チームとの関係が良好とは言い難い。 今シーズンを含め残り4年間で総額1億2,000万ドル(約130億円)と高額な契約だが、ラブはここまで1試合平均16.4得点、10.3リバウンド、2.9アシストをマーク。リーグ上位の実力を誇るパワーフォワードであり、これから彼のトレードに関する話はさらに盛り上がってきそうな状況だ。