『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、デトロイト・ピストンズがオールスターセンターであるアンドレ・ドラモンドが絡んだトレードについて、複数チームと話し合いを進めていると報じている。現地3日に同記者が発表したレポートによると、ドラモンド獲得に最も興味を示しているアトランタ・ホークスが、2020年のドラフト1巡目指名権や契約切れ間近の選手をパッケージに含め、交渉を持ちかけたという。 来季2,900万ドル(約31億円)のプレイヤーオプションを放棄し、フリーエージェント市場へ打って出ていく旨を表明しているドラモンドは、ピストンズのサラリーキャップ整理のため、トレードアセットとして利用される見込みだ。ドラモンドが現地2月7日午後3時(東部時間)のトレードデッドライン前に放出されるとの見方が有力視される一方、ピストンズは今回のホークスとの交渉で差し迫った様子ではなかったと同記者は報じている。 2012年にピストンズでキャリアをスタートさせ、2度のオールスター選出と3度のリバウンド王に輝いたドラモンドは今季、1試合平均17.6得点、リーグ最多となる15.8リバウンドをマークしている。