2017-18シーズンを最後にNBAから離れていた元オールスターのザック・ランドルフが正式に引退を表明したと、『Yahoo! Sports』が報じている。 現地25日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦を観戦しに現れた現在38歳のランドルフは、米ゴシップサイト『TMZスポーツ』の取材に対して「(NBA復帰は)もう考えていない」と語り、このまま現役を退く意向を示した。 2001年のドラフト全体19位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名されてNBA入りを果たしたランドルフは、その後17年にわたるキャリアで通算1116試合に出場し、平均16.6得点、9.1リバウンド、1.8アシストという成績を残している。 そのうち最も長い8シーズンを過ごしたメンフィス・グリズリーズでは、2度のオールスター選出(2010、2013)、2012-2013シーズンにはマルク・ガソル(現トロント・ラプターズ)らと共にチームをフランチャイズ史上初のカンファレンス・ファイナルに導くなど、チームの主軸として印象的な活躍を披露。その功績を称え、ランドルフがチームを去る2017年、グリズリーズはランドルフが着用していた背番号50をチームの永久欠番にすることを発表している。