アメリカ国外での試合出場を控えていたエネス・カンターがラプターズ戦出場へ

ボストン・セルティックスのエネス・カンターは、ここ数年母国トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領を批判したことで、身柄を拘束される危険があるとアメリカ国外への移動を控えてきた。 これまでカンターは、トロントでの試合、さらにニューヨーク・ニックスに在籍していた昨季行なわれたロンドンでの試合では、チームに帯同していなかった。しかし今回、カナダ政府から身の安全の保障が得られたので、現地25日に行なわれるトロント・ラプターズとのアウェーゲームに出場すると明かした。 今回の決断において、カンターはトロントの地元紙『ザ・グローブ・アンド・メール』にメッセージを寄稿。カナダ政府への感謝を示すと共に、これまで自身が殺害予告を受け続けていること、自身とメッセージのやりとりをしただけでトルコの刑務所に入れられた人や、自身のサインを持っていたり一緒に写真を撮っただけで当局の捜査を受けた人たちがいること、父親が逮捕され学歴を抹消されたこと、何かトラブルに巻き込まれることを恐れ、母親と数年にわたって連絡を取れていないことを綴っている。 今シーズン、ここまでカンターは20試合に出場して1試合平均7.8得点、7.3リバウンドをマークしている。

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