7連敗のスパーズ、22年継続中のプレイオフ出場の危機か

サンアントニオ・スパーズは現地20日のワシントン・ウィザーズ戦に敗れ7連敗となり、ここまで5勝10敗と黒星が先行している。そのためリーグ記録である22年連続で継続中のプレイオフ出場を危ぶむ声が出てきている。 中心選手の1人であるデマー・デローザンは、このように現状を語る。「とてもフラストレーションを感じている。特に連敗中だからね。負けるのはうんざりだ。今は連敗が続く度に、前の試合よりも酷い気分となる」 ただ、プレイオフ連続出場については「危機といった風には見ていない」と続ける。「これは長いシーズンの戦いであり、俺たちは今を心配している。まだ、50試合、60試合を終えた訳ではなく序盤だ。今は悪い連続記録となっているが、ポシティブな連続記録をスタートさせることはできる」 ウィザーズ戦でスパーズは先発メンバーを変更。PGをデジャンテ・マレーからパティー・ミルズに変え、ヤコブ・パートルを抜擢した。これが機能し、スパーズは前半でシーズンハイの69得点を挙げ、6点リードで試合を折り返した。 しかし、グレッグ・ポポビッチHCは、それも守備が崩壊しては意味がないと強調する。「出だしは良かった。これはチームが望んでいたものだ。第3クォーターは悪かったが、全体で132点を取れたら勝つチャンスは大きくなるものだ。しかし、悪いニュースとして138失点だった。それではおそらく勝てない」 ちなみにスパーズの7連敗は、1997年の2月23日から3月5日にかけて以来となる。そして、8連敗は前年の1996年の11月15日から30日に喫している。その翌月に当時GMだったポポビッチは、ボブ・ヒルを解任し、自らがHCとなった。この1996-97シーズン、スパーズは20勝62敗に終わるが、ドラフト全体1位指名権を獲得してティム・ダンカンを指名。そしてポポビッチが開幕から指揮をとる1997-98シーズンからこれまでずっとプレイオフ出場が続いている。

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