カリーの左手骨折、復帰まで最低3か月

現地10月30日に行われたフェニックス・サンズ戦で左手を骨折したゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、最低3か月の戦前離脱を余儀なくされてしまった。今季すでに苦戦中のウォリアーズは、カリーの離脱で更なる大打撃を受けてしまうこととなる。 今季4試合を終えて1勝3敗と苦戦するウォリアーズにとって、クレイ・トンプソンに加え、カリーが離脱となったことは大きな痛手だ。スプラッシュ・ブラザーズ(カリーとトンプソン)を欠くウォリアーズは当分の間、大幅に弱化したバックコート陣で試合に臨まなければならない。トンプソンは、昨季のトロント・ラプターズとのファイナルで断裂した左膝十字靭帯の手術を7月に受けており、現在リハビリに励んでいる。 1日、ウォリアーズはカリーが同日に左手第二中手骨の手術を受けたことを発表した。ウォリアーズの発表によると、カリーの手術は無事に成功し、完全に回復する見込みだが、復帰できるまでには少なくとも3か月を要するという。カリーはサンズ戦の翌日にCTスキャンを実施した結果、手術が必要と診断されたため、ロサンゼルス市内の病院で手術を受けることとなった。 サンズ戦で左からドライブを仕掛けた際に、相手ディフェンダーのケリー・ウーブレイJr.、アーロン・ベインズと接触したカリーは、バランスを崩してコートに倒れた。その際にベインズがカリーの左手にのしかかってしまい、カリーは左手をおさえながらロッカールームへと下がっていった。 なお、1日のサンアントニオ・スパーズ戦と翌日のシャーロット・ホーネッツ戦を控えるウォリアーズは、上記2人に加えてケボン・ルーニーも欠くこととなる。ハムストリングを負傷しているルーニーは、来週に専門家の診断を受ける予定だ。 ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、主力選手が相次いで前線離脱を余儀なくされた現状について、以下の通りコメントを残している。 「若手にとっては出場時間を多く貰える良い機会となる反面、彼らへの負担は少し重すぎる。しかし、相次ぐ怪我に見舞われた今のウォリアーズにとっては仕方ないことだ。こうなってしまった今、我々コーチ陣は若手選手がチャンスを掴めるように、彼らができる限り最高の仕事をし、学び続けるための手助けをしなければならない」

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