ネッツの新CEOが自チームのブーム到来を予想

ジョセフ・ツァイ氏(アリババ社の共同創業者)がマジョリティーオーナーとなったブルックリン・ネッツの新CEOに任命されたデイビッド・レビー氏は、スターが揃った同チームの成功に期待しているようだ。 NBAの放映権を所有するターナー社(以下、TNT)の元社長であるレビー氏は、長年にわたってNBAの試合中継で高視聴率を叩き出してきた。レビー氏は、ケビン・デュラントとカイリー・アービングが今オフのFAでネッツに移籍したことにより、NBA中継の視聴率が今後急上昇する可能性があると、New York Daily Newsの取材で以下の通り明かしている。 「世界最大のTV市場であるニューヨークに拠点を置く2チームが長年弱小だったにも関わらず、TNTのNBA中継は毎年上昇し続けていた。デュラントとアービングがネッツに加入したことで、視聴率は今後さらに上昇するだろう。TNTでゴールデンステイト・ウォリアーズの試合を中継した際、視聴率は20~30%も上がった。これらを踏まえると、スーパースターであるデュラントとアービングがニューヨークでプレイする影響力は計り知れない」 デュラントに至っては、昨季のプレイオフで大怪我を負ってしまったため、シーズン全休が予想されている。それでもなお、ネッツのチケット、およびVIPスイートルーム販売数、そしてスポンサーシップ販売数は既に伸びているとレビー氏は指摘した。 また、レビー氏はブルックリンがバスケットボールの発展において、大きな可能性を秘めていると考えているようだ。 「NBAがグローバル化に成功したのは、早い段階でスポーツ以外の要素を取り入れたからだ。スポーツに加え、ポップカルチャー、ファッション、音楽の4本柱がNBAの発展を急速化させた。ブルックリンにはその全てが揃っている。そこに2人のスーパースターが加わった今、ネッツが上位進出を果たすことができれば、ブルックリンのブランドは世界中に広まることになるだろう」 TNTで培った経験から「スターパワー」と「勝利」が最大のマーケティングツールであることを熟知しているレビー氏は、デュラントとアービングがブルックリンに齎す経済効果に期待している。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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