今日は何の日 〜フェニックス・サンズが田臥勇太と契約〜

田臥勇太は能代高校時代に3年連続でインターハイ、国体、ウインターカップの三冠を達成。史上初の高校九冠を達成した。卒業後、NCAA2部のブリガムヤング大学ハワイ校へ留学。3年半で中退した後、1年間スーパーリーグのトヨタ自動車アルバルクでプレイし新人王を獲得するなど活躍したが、2003年5月に再び海外挑戦を表明した。 同年7月、ダラス・マーベリックスのサマーリーグチーム参加を経てデンバー・ナゲッツと契約するも開幕前に解雇されてしまう。このシーズンは独立系リーグABAのロングビーチ・ジャムに在籍。翌2004-05シーズンにフェニックス・サンズと契約を果たすと今度はロスターを勝ち取り、開幕戦を含む4試合に出場。日本人初のNBAプレイヤーとなった。12月18日に解雇されて以降もNBA挑戦を続けたがチャンスに恵まれず、2008年以降は日本(宇都宮ブレックス)に活躍の場を移している。 2018年、渡邊雄太がメンフィス・グリズリーズでプレイし、田臥以来14年ぶりの日本人NBAプレイヤーが誕生。2019年のドラフトでは八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が日本人初となるドラフト1巡目指名を受けた。国内のBリーグも盛り上がりを見せ日本バスケットボールの新時代到来が感じられるが、パイオニアとしてNCAA、NBAに挑戦した田臥勇太の功績は日本バスケットボールの歴史に残るだろう。

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