今日は何の日 〜カーメロ・アンソニーがアメリカ代表の1試合最多得点記録を更新〜

2006年8月23日、カーメロ・アンソニーが世界選手権(現FIBAワールドカップ)のイタリア戦で35得点を挙げ、国際試合におけるアメリカ代表の1試合最多得点記録を更新した。それ以前の記録保持者は1990年に34得点を記録したケニー・アンダーソン(元ニュージャージ・ネッツほか)だった。 2002年の世界選手権では6位、続く2004年のアテネオリンピックでは3位と、2大会連続でアメリカ代表は金メダルを逃していた。この状況を受けて、2006年の世界選手権からデューク大学のコーチKことマイク・シャシェフスキーをヘッドコーチに招聘。新体制最初の国際大会が、2006年の世界選手権だった。 日本で開催されたこの大会、結果的にはアメリカ代表は準決勝でギリシャに敗戦し銅メダルで終わってしまうが、この大会からレブロン・ジェームズ、クリス・ポール、そしてカーメロ・アンソニーが参加し、その後の北京(2008年)、ロンドン(2012年)とオリンピックを連覇するチームの基盤が作られた重要な大会となった。 現在ではバスケットボールのトレンドに対しアジャストできず批判されることが多いアンソニーだが、キャリア初期の得点能力は爆発的だった。冒頭のように得点記録を塗り替えた2006年の世界選手権では、ドウェイン・ウェイドやレブロンを抑え、平均19.9点でチームのスコアリングリーダーとなった。その後2012年のロンドンオリンピックでは37得点を挙げて、記録を更新している。

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