今日は何の日 〜ベン・ウォレスがピストンズに復帰〜

2009年8月12日、デトロイト・ピストンズがベン・ウォレスと1年契約を結んだ。ピストンズが2004年に優勝した時の中心メンバーだったウォレスは、ピストンズ時代に4度の最優秀守備選手賞、5度のオールNBAファーストチーム入り、4度のオールスターゲーム出場、2度のリバウンド王、そしてブロック王と、個人としても輝かしいキャリアを送っていた。しかし、2006年のオフにシカゴ・ブルズに移籍した後は緩やかに成績が低下、クリーブランド・キャバリアーズを経てたどり着いたフェニックス・サンズとは、1試合も出る前にバイアウトが成立。本人は引退をほのめかす発言すらしていた。 ウォレスが再加入した2009年のピストンズは、世代交代に大きく舵を切った直後だった。23歳のロドニー・スタッキーに加え、新加入のベン・ゴードンが26歳、チャーリー・ビラヌエバが25歳と若手の有望株が揃っていた他、ウォレスと同じセンターポジションでは27歳のクワミ・ブラウンと26歳のクリス・ウィルコックスがスターターの座を争っていた。34歳のウォレスは若いチームを支えるベテランとしての役割が求められている、と開幕前は誰もが考えていた。 ところがこのシーズンのウォレスは周囲を驚かせることになる。蓋を開けてみればウォレスは出場した69試合のうち67試合でスタメンを務め、センター陣で一番長い平均28.6分を記録したのだ。このシーズンの活躍が認められ、ウォレスは2010年のオフには2年契約を結んだ。そして2010年11月30日のオーランド・マジック戦でNBA史上34人目の通算10,000リバウンドを記録、同年12月22日には史上95人目の1,000試合出場を達成。最終年となった2012年の2月14日には1,055試合目に出場し、エイブリー・ジョンソンの持っていたドラフトで指名されなかった選手の中での最多出場記録を更新した。 ウォレスの背番号3番は、2016年1月16日にピストンズから永久欠番の栄誉を受けている。 ダブドリ編集長:大柴壮平

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