ドレイモンド・グリーンが4年の契約延長に合意

今オフに入って、ドレイモンド・グリーンは「ゴールデンステイト・ウォリアーズはまだ優勝候補だ」と言い続けていた。 どうやら、彼の考えは変わっていないようだ。 匿名の情報筋がAP通信に話した情報によると、グリーンとウォリアーズは4年1億ドル(約110億円)に近い額での延長契約に合意したそうだ。 この情報を最初に報じたESPNによると、グリーンのエージェントであるリッチ・ポール氏もこの事実を認めているそうだ。 グリーンの新しい契約は2020-21シーズンから有効になり、彼は2023-24シーズンまでウォリアーズの契約下に置かれることになる。ウォリアーズでは、先月クレイ・トンプソンが5年1億9000万ドル(約210億円)の延長契約を結んでおり、エースのステフィン・カリーの契約は2021-22シーズンまで続くことになっている。つまり、最近のウォリアーズの栄光を支えた中心メンバーの3人はあと3シーズンは同じチームにいるということだ。 今年のNBAファイナルでトロント・ラプターズに敗北した後、グリーンは「誰もが俺たちの時代は終わったと考えているだろう。だが、それは賢明な意見ではない。俺たちはまだ終わってないんだ。もちろん、色々と否定的なことを言われているのは知っている。『ウォリアーズの時代は終わった』だとかね。だが、そんなことにはならない。俺たちは再び戻ってくる」とコメントしていた。 今夏、ウォリアーズはオールスター・ガードのディアンジェロ・ラッセルを獲得したが、2度のファイナルMVPを受賞しているケビン・デュラント、アンドレ・イグダーラ、デマーカス・カズンズ、ショーン・リビングストンらを失った。つまり、来シーズンから本拠地をサンフランシスコのチェイス・センターに移転するウォリアーズのメンバーは、何にせよ大きく様変わりするということだ。 しかし、トンプソンが前十字靭帯断裂から復帰し、カリー、グリーン、トンプソンのコアメンバーが再び揃いさえすれば、彼らは間違いなく強豪チームの1つに数えられるはずだ。 先月、カリーは「俺たちのチームには、俺、クレイ、ドレイモンドというコアメンバーに、新加入のディアンジェロ、そして野心溢れる若手選手たちが揃っている。ラインナップは大きく変わるが、優勝を目指すモチベーションとチャレンジ精神が俺たちをいつも突き動かしている」とコメントしている。 直近の5シーズンでウォリアーズは77%という素晴らしい勝率を記録している(プレイオフを含む)。5シーズンで399勝というのは、他のどのNBAチームより100勝以上も多い数字だ。 その成績にグリーンが大きく貢献したことは言うまでもない。 彼はリーグでも屈指のディフェンダーだ。彼はオール・NBA・デフェンシブチームに5度選出されており、2016-17シーズンには最優秀守備選手賞にも輝いている。2015年、2017年、2018年のウォリアーズの優勝メンバーで残っているのは、グリーン、カリー、トンプソンの3人だけだ。 昨シーズン、グリーンは1試合平均7.4得点、7.3リバウンド、6.9アシストという成績を残した。得点、リバウンド、アシストの3部門全てでグリーンより良い数字を記録しているのは、レブロン・ジェームズ、ベン・シモンズ、ニコラ・ヨキッチ、ラッセル・ウェストブルックの4選手だけだ。

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